朝霞市議会9月定例議会、一般質問

活動報告

令和6年9月19日、20日、24日と3日間に渡る一般事務質問が終わりました。
私は初日の3番目に質問致しました。
質問件数は3つで、1つ目に朝霞市基地跡地整備計画の進捗状況、整備が遅れている原因、その対処、そして今後。
分かりやすく言えば基地跡地を買う資金が無く、国との交渉が進んでないのです。
基地跡地の取得にかかる費用は全部で168億円。
それを定められた法律により10年の分割まで可能。
1年で16億8000万円。
朝霞市にとって非常に厳しい額です。
しかも原因が帝国陸軍か在留米軍かわかりませんが、所々に土壌汚染が確認されており、汚染土壌を改良しないと使用出来ません。
これこそ国が責任持って対処すべきものなのに、2017年に民法を改正して、土壌汚染は買う側が綺麗にしなければならなくなりました。
2017年以前までは国の責任でした。
非常に理不尽だと言わざるを得ません。
それならば、朝霞市の基地跡地公園整備計画は国が自ら責任持って行う提案をしてみてはいかがか?と質問しました。
その際、公園整備計画の一部にオリンピック競技で人気を博し、練習したくても練習場所が非常に少ないスケートボードやBMX競技、フリークライミング等の管理型練習施設を設けて、オリンピック競技練習公園(仮)と称して整備し、公園の管理を市が請け負う形はどうかと提案しました。
市の執行部からは良い答弁は貰えませんでしたが、基地跡地の公園整備計画は朝霞市民の悲願のようなものだと思っていますので、引き続き提言していきたいと思います。
件名の2番に学校ICT教育と心の教育と題して、国のGIGAスクール構想により小中学生の1人1人にタブレット端末が支給され、授業に使用され始めて2年半が経過した現状をお聞きしました。
ICT教育はAIドリルも導入され、覚えの早い子供達には順調に教育として浸透しているとのお話を伺う事ができました。
しかし、私の心配するところは別にあり、いくらPCやタブレット、スマホの扱いが上手になっても、それを扱う子供達の心が正しなければ本末転倒だと危惧するのです。
イジメも直接的なイジメから、インターネット上のイジメへと移行し、さらには知らないうちに犯罪に加担してしまったり、巻き込まれてしまったりと、心配事は尽きません。
インターネットについての注意喚起や安全対策、そして正しい心を育む道徳教育の現状を学校教育部に尋ねました。
答弁としては、良い返答を頂けたと思いますので、朝霞市議会の議会映像配信をご覧いただけたら幸いです。
件名の3番目に7月31日に朝霞市に107mmの記録的短時間大雨被害により再び浸水被害を受け、消防団活動に支障が出てしまった第8分団の詰所の対策と、移転を求める質問を致しましたが、現状では難しい状況は変わらない答弁をいただきました。
議会最終日まで市の為、市民の為を念頭に置き、全力プレーで頑張ります!(^^)
画像は傍聴席に応援に来てくださったお二人と記念撮影(^^)